智教らんちうについて
自分に妥協を許さず
ただひたすらに“味魚”を
追求しています。
堂々たる風格と、優美な泳ぎが魅力的な「らんちゅう」。 私は祖父「門田教宗」の縁あって、幼少の頃より、その魅力にひかれ、その薫陶を受けてきました。二十数年たった今、まだまだ高みの域には達しませんが多くの方に喜んでもらえる魚を作出できるようになったと自負しております。特に2002年よりインターネット販売を開始してからは、地元の愛好家の方以外にも、日本全国、さらには海外のお客様にもご愛顧頂けるようになり、感謝の念にたえません。
時代の移り変わりとともに、らんちゅうの評価においても流行・廃りがあります。しかし、らんちゅうの基本的な美学は、常に昔から同じであると考えています。 飼育に関しては、常に妥協を許さず、その本当の奥深さ、品の良さを見極め、見れば見るほど味の出る魚『味魚』をただひたすらに追求し続けます。
作出魚へのこだわり
らんちゅうを愛する皆様はその良し悪しの基準をどのように持たれていますか?
智教らんちうの作出魚は、常に以下の基準を満たしたらんちゅうのみを厳選してインターネット上で公開、お客様にお届けしております。
インターネット販売でありがちな一点のみの特徴を重視するのではなく、あくまでも良い部分、気になる部分を総合して評価しています。
その結果、これまで多くのお客様から「長く愛せる1尾に出会った」「品評会で入賞することができた」などの多くの喜びの声を頂いております。
- 一点のみの特徴ではなく、全体のバランスを重視
- 背・腰のポイントを抑える
- 伝統的な尾張りの中に魅力を感じさせる
- 本来の美しさ、優美な泳ぎをする
- 生きていてこそ価値がある。魚の健康、強さを追求
また、作出魚をお客様のお手元ににお届けするまでも、こだわりを持って、販売しています。
詳しくはらんちゅう販売ポリシーをご覧ください。
智教らんちうの歴史
その始まりは
五十年の伝統を持つ“門田”から
出口智教のキャリアは五十年の伝統を持ち、らんちゅう業界で名門として名高い”門田らんちゅう”の養魚場からスタートしました。
初代 門田教宗の孫として、またらんちゅうに魅せられた一人の職人として、幼少のころより十数年にわたり厳しい薫陶を受けながら
修行に励み、日々らんちゅう道を究めるため努力して参りました。
>>祖父門田教宗についての紹介記事(出典:月刊らんちゅう2015年6・7月合併号)
平成15年、初代 門田教宗が引退。それを機に出口智教は独自のブランド”智教らんちう”を設立することを決意。三重・桑名において独自の養魚場を設立。その後、若年ながらも豊富な経験が買われ、地元の歴史ある愛好家団体「桑名愛錦会」の会長に就任し、らんちゅう業界の発展に尽力しています。
出口智教 経歴
- 昭和52年 三重県桑名市にて誕生
- 昭和58年 小学校へ入学
※この頃から良く祖父(門田養魚場)へ お手伝いに行っておりました。 - 平成6年 高校卒業後門田養魚場へ弟子入り。修行の日々に入る
- 平成11年 審査員として品評大会で審査開始
- 平成15年 インターネットでのオンライン販売に参入
- 平成15年 門田養魚場閉鎖とともに「智教らんちう」として独立
- 平成18年 日本らんちゅう協会 中部本部審査員 認定
- 平成18年 桑名愛錦会 会長に就任